学校へ行ってきた

師匠に会うために、母校の魔法学校へ行ってきました。
一年ぶりの師匠は相変わらず。
でも、ちょっと老けたかなあ。
最近の学生はどうかと訊いたら、ライト化が進んでいるようです。
自分の目指す方向のゲームの代表作をやってなかったり、心のゲーム*1もライト化というか、弱体化というかしてるみたいだったし。
私なんかそんなにマニアックな方ではなかったから(なんて言うと猛抗議をうけそうだけど)、私ですらそう感じるんだから、師匠なんかからすると嘆かわしいんでしょうねえ。
何作ったらいいかわからないってこぼしてたし。
学校で在校生が作ってるゲームを見せてもらって、師匠の会社の事務所におじゃまして、ゲーム談義。
バンピートロット塊魂を熱烈プッシュされました。
バンピートロットは買おうかなあと思ってたけど、塊魂は店頭デモでやったときにあまり好印象が無かったんだけど、師匠が良いと言ってるんだから良いんでしょう。
その後、呑みに行きました。
去年いけなかった肉のお店。
なかなかおいしい。
ここでも熱い(暑い?)ゲーム談義。
当時、それなりに役に立ちそうな人材だったらしいことを知り、びっくり。
馬鹿なのに、俄には信じがたいです。
私なんかは何かを実装しようと思ったら、たとえば誘導ミサイルとかの場合、数学的なアプローチじゃなく、現在の知識とそれを補う多数の例外処理でやっつけるわけで、所詮、私なんかこの程度だと話したら、ゴールにたどり着くんだから大丈夫だそうです。
私もゴールにたどり着くなら方法は何でも構わないとは思ってます。
ただ、それが最善でなくとも、もっとスマートでコストのかからない方法があるんだろうなあとif文を追加するたびに思うわけです。
馬鹿なのはわかってるんだけど、劣等感というか、ものを知らないための恐怖というか。
今思うと、あまり積極的に就職活動をしなかったのは後者が頭を常によぎっていたからかもしれません。
まあ、所詮言い訳にすぎないんですが、今日の師匠の言葉でなんか救われました。
最終的には、やっぱりゲーム作ろうよという話になりました。
それとも、私をゲーム業界にねじ込みたいのかなあ。
駅で別れた師匠の背中が、泣いていました。
というのは冗談だけど、今日みたいな話はやっぱり在校生相手にはできないのかなあ。
と言うところで、今日はこの辺で。

*1:入ると最初に好きなゲームを訊かれる