トラスティベル終了

トラスティベルが終わりました。
エンディングが電波だと良く言われますが、確かに置いてけぼり感がかなりあります。
でも、大体こういう事かなってのはわかります。
唐突というか、キャラの掘り下げとかはもっと必要だったと思いますが、エンディングを理解するとなるほど伏線も結構あったなあと思い出します。
考えようによっては説明が少ない割にはキャラの理解度がやたらと高いのも伏線と言えなくもないですね。

で、ネタバレを含む感想は以下に。
順当に考えると、ポルカが「海」に飛び込み世界をリセット>アレグレット達と冒険>リセットという輪廻にショパンが介入して輪廻の流れに異変が起きたという事なんでしょう。
毎回アレグレット達と冒険をしていたかどうかはわからないんですが、少なくともオープニングでリセットされる世界ではアレグレットと冒険していたはずですよね。
輪廻という事がわかると、アレグレットとポルカがお互い想うようになった過程がほとんど描かれてなかったことも納得がいきます。
完全に世界はリセットされてるわけじゃなくて、ポルカはもとよりアレグレットも記憶の片隅にお互いが想っていたというのが残ってるようでしたし。
でも、辻褄はあうけどプレイヤーはそのことはわからないんだから、やっぱりもう少しお互いの交流とか掘り下げる必要があると思うんですよ。


何というか、クラベスが死んだ辺りからいい加減になり初めたんですよね。
ロンドとか悪の権化だったワルツも倒してもイベントとか何にも無く、「そんなの居たっけ?」扱いなのもどうかと。
ジルバの語る「テナー」周りの話も意味不明だったし、やっぱりエピソードが欠落してるんだと思うんですよ。
お金無くなっちゃったのかなあ……とか思ってしまうのはダメなのかなあ。


スタッフロール中の説教も的を得てるのもあるけど、あれはニート矯正プログラムですよね。
テーマとして語りたいのはわかるんですが、説教じみたテーマを説教で表現しちゃダメだと思いますが……。


総じて。
ストーリーは全体で見ると別に悪くないと思いました。
ただ、あれを良いと肯定してはいけないとも思いました。
未完成というか不完全な欠陥品であることは間違いないと思ったから。
グラフィックはキャラクタとかすごく綺麗だし、フィールドも鮮やかすぎでわかりにくいけど、良いと思いました(意外とテクスチャいい加減だったりするんですけどね)。
音楽はかなり気に入ったので、サントラ出たら買います。


いろいろと不満があります。
でもね。
幼女ポルカたんが可愛かったので全て良し。
と言うところで、今日はこの辺で。