悩んだあげくロストオデッセイ

ロストオデッセイ」「アサシンクリード」「アンチャーテッド」「勇者のくせになまいきだ。」。
どれからやり始めるか考えて、結局ロストオデッセイから始めました。
勇者のくせになまいきだ。は少しさわりましたが、あれは通勤時にもできるから家ではパス。
で、数時間やって最初のボスまで来ました。


ここで初見の感想を。
私とはどうも合わないようです。
別につまらないとは思わない、というと嘘になりそう……と言うか、認めるのは怖いかな(投げちゃいそうで)。
やっていて面白くないというのが現状です。
初っぱなのムービーからバトルに移行する所はやっぱりすごいと思ったけど、それが終わったらひたすら歩かされるのはちょっとねえ。
オープニングで「魔導産業革命」ってナレーションが入ったときには、さすがに失笑しました。
王道と言えば聞こえは良いですが、シナリオや演出もセンスなさ過ぎだし、世界観も今更という感じです。
音楽はかなり良い曲もあるんですが、生音の曲とシンセの曲のギャップがありすぎたり、古くさくて聴いてられないのも多いです。
グラフィックは最高峰と言っても良いくらい綺麗です。
実際は近くに寄るとそんなに綺麗じゃ無いしモデリングも荒いんですが、結局は「綺麗に見える」ことが重要なので、問題は無いと思います。
が、リアリティが無いのは良いとしても、存在感というか、躍動感というか、なんか説得力が無いんですよねえ。
ただあるだけ。
トラスティベルとかはそんなに違和感感じなかったけど、ものすごく違和感があります。
作り込みはすごいんだけど……なんだろうなあ、「それで?」って感じになっちゃうんですよ。
たぶん説明のないまま放り出されたというシナリオ側の問題も絡んでるんだとは思うんですが、この辺は話を進めていけばなじんでいくのかな。


システム面では、スキルの選択部分がちょっと「あれっ?」て思いました。
具体的には、アクセサリスロットからアクセサリ装備へショートカットできないのが不満です。
ヒーリングってメニューも馴染めないし(これは私の感性の問題ですが)。
後はロードですね。
街を歩いていてもやたらとロードするし、バトルはエンカウントからコマンド入力まで平均20秒かかります。
バトルが面白いかというと、そういうこともなく、ターン制で敵の行動(コマンド)を事前に把握できない割には遅延の概念があったりするのが謎です。
ただ、ボスはなかなか手応えがあります。
最初のボスで数回全滅しました。
事前情報が無いと初戦では倒せないですよあれ。
毒無効のアクセサリを取ってないのが悪かったみたいですが、道ばたに落ちてるの全然気がつかなかったんですよねえ。


つらつらと書いていたら不満だけしか書いてないことに気がつきました。
元々マイナス思考の人ですが、プラス要素ほとんど無いんだもんなあ……。
そうだ、あったあった。
千年の夢がかなりツボです。
テキストのエフェクトははっきり言って邪魔以外のなにものでもないけど、内容は良いです。
今のところ、私の中でロストオデッセイは「千年の夢」を見るためにRPGパートを我慢してやるゲームになってます。
だって、滅入ってくるんだもん。