付加価値について

ホームオートメーションとかを売るにあたって、当然自動化するメリットというのを提示しないといけないわけなんですが、このメリットって何だろうと、今日の現場からの帰りに、責任者の人といろいろと話をしました。
私たちはカーテンを自動で開閉したいわけじゃない。
カーテンを自動で開閉することによって発生する「何か」を提供したい。
では「何か」とは何か?
私は「時間」と答えました。
本当は「よりよい生活」なんですが、あまりにも漠然としすぎていて説得力が無いので、数値として見える時間で考えてみよう、と。
たとえば、1日にカーテンを開閉する時間が5分あったとして、1週間で35分、1ヵ月で2時間、1年で1日。
30年で1ヵ月なんだから、1ヵ月分の給料を前払いしてカーテンを自動化して、余った1ヵ月は有意義に利用しましょう。
いかにも「電気代が月々○円お得」とかのノリですね。
価格帯をみると、こういう路線の製品じゃないんですが、こういう馬鹿げた考えも良いんじゃないかと。
と言うところで、今日はこの辺で。