モルヒネ読了

モルヒネを読み終わりました。
つまらなくはなかったけど、面白くもありませんでした。
終末医療に従事する女性医師が、7年前にピアニストとして海外留学するために姿を消した元恋人と再会する。女性医師にはすでに婚約者がいるが、元恋人は脳腫瘍で後数ヶ月の命で……」
という感じの話なんですが、設定はドラマティックなのに、本の中身は淡々とした内容で、なんか山谷が無いなあと思いながら読んでる内に終わってしまいました。
帯には「うずくまって泣きました」とあったけど、まったく泣けるところがなかったんですが……。
恋愛小説だとも思えなかったし。
好きだの嫌いだのだけが恋愛小説じゃないのはわかるんだけど、やっぱりわかりやすいのがいいです。
こんなものなのかなあ。
ものすごく読みやすい本ではありましたけどね。