ソニック ワールドアドベンチャー(1)

速くてうまく動かせない。
しかも、カメラ操作がひどいような……というか、これってきっと通り過ぎちゃったところは戻ったりしちゃダメなゲームデザインなんだろうな。


こだわってるみたいなので、確かにライティングは綺麗ですね。
背景動的にやってるのかと思ってたのでこれはすごいと思ったんですが……背景は事前に焼き込んであるんですね。
前にどっかで説明見たときに草の側に行くと緑が移り込むみたいなことが書いてあったんですが、そんな気がしないです。
逆にあまり不自然だったりキャラが背景から浮いているような印象を受けないので、自然に仕上がってると言うことなんでしょうか。
まだ最初の白い壁の街しか見てないのでなんとも言えないんですが、確かにツルツルじゃないし、テクスチャやバンプマップによるそれっぽさじゃなくて、本物っぽい感じはします。
んー、なんというかペーパークラフトじゃなくて紙粘土のジオラマっていうイメージがします。
ちょっと白壁の白飛びっぷりが気になるには気になるんですが。
もっとも、これは多少カメラをやるようになって白飛びに恐怖心があるからかもしれませんが。
グラフィックに関しては、ライティングはこだわってることはわかったけど、それほど衝撃はなかったですね。
ソニックのモサモサ表現(ファー表現)がこの程度なのかとちょっとがっかりしたし。


音楽はタイトルの曲を聴いてマリオギャラクシーを意識してるのかなあと思ったんですが、これはこれで好きです。
サントラ買っても良いかな……う、高い(来月にしよう)。


で、肝心のゲームとしてもおもしろさなんですが。
正直、よくわかりません。
昼は、スピードに慣れてないせいか走り抜けることの爽快感とおもしろさが頭の中でリンクしない感じです。
夜は、カメラがひどすぎです。
もっさり動いて殴るのを前面に出すならもっと壊せるオブジェクトだらけでも良いと思うんだけど。
最初のボス戦でひどい処理落ちと見渡せないカメラには辟易したけど、フックで敵をなぎ払うのはそれなりに楽しいですね。
それよりも私は飛行機のシューティングが地味に好きですが。
夜は別にしても、昼の評価をするのは早計っぽいですね。
疾走できるようになるとまたイメージが違うのかもしれないし。
ちょっとした時間でプレイできるから、積まないですみそうです。


3DCGのこととかよくわからないので、動いてるのを見てみて「なーんだアンビエントオクルージョンと同じじゃん」と思ったんですが、アンビエントオクルージョン自体はGIの手法のひとつだそうで。
Poserで環境閉塞(AO)使うと確かにそれっぽく見えるけどザラザラするので、「ザラザラにしてごまかしている」んだと思っていました。
でも、逆で「きちんと計算したからザラザラになる」んですね。